今回紹介するのは敦賀半島の北端にある立石岬灯台です。 この日はまあまあ天気が良かったので、夕暮れ時を狙って訪れてみました。
立石岬に行く途中には「若宮第二、第三桟橋」という大正期に造られた桟橋もあります。お隣の縄間地区にも古い桟橋があるらしいのですが、そちらは特定出来ませんでした。
桟橋の上にはレールの跡がありました。
滑り止めの付いたスロープが備わっています。
桟橋を後にして立石岬へと急ぎます。夕暮れまではまだ時間に余裕はあるのですが、一応青空の写真も撮っておきたいのです。
灯台への道の入口まで来ました。 ここの階段はかなり急で、ところどころ崩れていたり足場が悪いので注意が必要です。 あと、熊が出るらしいです。
30分くらいかけて息を切らしながら階段を上っていくとやっと着きました! ここに来るまで熊対策で時折大声を出しながら登って来たのですが、「やっと着いた〜!!」と叫びながら入っていったら、一組のカップルがいて非常に恥ずかしかったです。おじゃましてすみませんでした。
入口のドアはオリジナルのデザインを模した鉄扉でした。 板のように見えますが描いてあります。
昭和35年に取り外されて役目を終えたフランス製のフレネル式レンズは敦賀市立博物館に寄贈されたそうです。
おそらく窓があった所は埋められていました。
敷地を囲む鉄柵の装飾。
先程のカップルも帰ったのでしばらく太陽が沈むのを待ちます。 しかし、雲が多いのでシャッターチャンスは少なそう。
なんとか雲の隙間から夕陽を拝むことが出来ました。 この後すぐに太陽が隠れてしまったのでもう少し粘りたかったのですが、あまり暗くなると帰り道が危険だなと思ったのでここで引き上げました。
もちろん帰り道も大声を出しながら下りていきました。