行きの電車の中で明日館のHPを確認していたら、この日(というか土日は全部)は結婚式で埋まっていました。 6月だということをすっかり忘れていました…。
おまけに講堂は平成29年3月まで耐震補強工事中とのこと。
そこでふと思い出したのが、確か池袋にも梵寿綱の建築があったなということでした。 急いで検索してみたところ、池袋には3件ありました。
ということで、今回は趣向を変えて「日本のガウディ」とも言われる梵寿綱(ぼんじゅこう)の建築を紹介したいと思います。
・ヴェッセル:輝く器 (平成2年)
まずやってきたのが飲食店などが入るこのビル。 梵寿綱の作品にしては控えめな装飾です。
壁面はタイルかと思っていたらステンドグラスを埋め込んだものだそうです。

入口の妖しいオブジェの数々。太陽に蛙に蜥蜴?



中の階段を上ってみました。 壁面はすべてタイル張りで最上階にはステンドグラスの入った丸窓がありました。


・斐醴祈(ひらき):賢者の石(昭和54年)
先程のビルの目と鼻の先にあります。下のほうが「平喜屋」の事務所や倉庫、上のほうが賃貸マンションになっています。

どど~ん! このインパクト!! 決してラブホではありません。

事務所の方から見ていきます。マンションの入口とは別になっていて、2階に事務所があります。


歩道の脇に敷かれていたタイル。
こちらがマンションのエントランスなのですが、何やら工事中で床にはブルーシートが敷かれて資材が置いてある状態でした。 作業の邪魔にならないようささっと撮ってきました。

もう一度言いますが、ここ、マンションのエントランスです。
エントランスから先のマンション部分はごくごく普通の共同住宅でしたが、中にはこんなドアのお宅も。
・Petti Etang (昭和61年)
池袋の西口からちょっと歩いた住宅街にあります。 オートロックで中には入れませんでした。
次回、昨年に訪れた杉並編に続きます。 そちらもかなりのインパクトがありました!