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2016/04/29

2016 東京女子大学の園遊会 〜 東京都杉並区

GWの初日、今年もアントニン・レーモンドの建築を見に、東京女子大学の園遊会に行ってきました。

天気は良かったけれど、無茶苦茶風の強い一日でした。

去年のブログで一通り紹介したのですが、今年のほうがいい写真が撮れたような気がするのでまた載せます(笑)。

本館  昭和6年
今年は天候に恵まれたのと、早めに家を出たおかげで絵葉書のような写真が撮れました。

7号館  大正13年

6号館  昭和2年

ライシャワー館  昭和2年

外国人教師館  大正13年

安井記念館  大正14年

チャペル・講堂  昭和13年



ただいまGW後半の計画を立てている真っ最中です。

また帰ってきたら報告致します。






2016/01/17

九州大学 箱崎キャンパスの近代建築(その3)〜 福岡県福岡市

次にやって来たのはまもなく解体が始まるであろうという区域です。 区域全体が工事用のフェンスですでに覆われていて、その中に近代建築も入っているのですが、ネットで調べた情報だとそれらは今回解体の対象にはなっていないようです。 とりあえず保留ということなのでしょうか。

旧応用物質化学機能教室  昭和2年
このように近寄ることは出来なくなっています。 かなり年季の入った外観ですが、黒い煤のような汚れは戦時中の迷彩塗装によるものだそうです。

以前の写真を見返したのですが、裏手をちゃんと撮った写真が残っていませんでした。 まさかここまで魔の手が忍び寄っているとは…。 うーん残念。
2007年12月撮影
2007年12月撮影
2007年12月撮影
2007年12月撮影

 ・旧船舶海洋工学実験室  大正10年
こちらも立ち入り禁止エリアに入っていました。 工事車両の出入り口からかろうじて確認できました。


 旧航空工学教室  昭和14年
こちらもフェンスが邪魔をします。旧応用物質化学機能教室と同様にかつての迷彩塗装の跡が残っています。ここまでが工学部エリアです。
2007年12月撮影

農学部6号館  昭和13年
工学系はすでに新キャンパスに移転してしまったのですが、農学部は移転完了が2019年となっています。というわけで、この建物は現在でも使用されています。

正面の敷地内にはモダンなデザインの日時計が置いてあります。
2007年12月撮影

旧構成見本園  昭和7年
農学部の片隅にある庭園です。 あまり手入れもされていなく荒れているため、前回の訪問時には見過ごしてしまった所です。 規模は小さいですが中々素晴らしいものでした。

池の隣にはタイルの装飾が素敵な東屋も建っています。

熱帯農学研究センター(旧演習林本部)  昭和6年
ここも前回の訪問では見ていませんでした。 多分前回は農学部6号館で引き返してしまったのだと思います。箱崎キャンパス内では数少ない木造の建物で、ピンクの下見板張りになっています。

 まだまだキャンパス内には他にも近代建築があるのですが、今回は主だったものだけにしておきます。

 箱崎キャンパスの移転計画が始まったのが2005年なので、前回訪問時にはすでに移転が始まっていた事になります。 その移転計画を知ったのが2015年…。 もっと早く再訪するべきだったと残念でなりません(いつものパターン)。

医学部のある馬出キャンパスの近代建築がいくつか解体されていたのを目のあたりにしているので、あまり期待はできないのですが、少しでも多くの近代建築が保存・活用されることを願っています。

おしまい。










2016/01/15

九州大学 箱崎キャンパスの近代建築(その2)〜 福岡県福岡市

再び箱崎キャンパス内に戻ってきました。

工学部にはすでに更地化されてしまったエリアがあるのですが、その中に2棟の近代建築がポツンと残っています。保存をするために残してあるのか、取り壊されるのを待っているのか、微妙な雰囲気でした。

旧道路工学実験室  大正14年

グラミン・クリエイティブ・ハウス 昭和6年

旧保存図書館 (旧法文学部附属図書館) 大正14年
竣工と設計は前回紹介した旧応力研生産研本館(旧法文学部本館) と同じなので、似たような雰囲気を持っています。タイルを使った装飾などは共通していますが、正面の大きなアーチがこの建物の特徴になっています。

側面の窓には装飾的な面格子が入っています。

裏手の出入り口の持送りも凝ったデザイン。

本部第三庁舎  大正14年
第一庁舎の隣に建つ小ぶりな煉瓦建築です。

 ・本部第一庁舎  大正14年
こちらも同じく煉瓦造りですが、左右対称に両翼を広げた外観になっています。どうやらこの建物は残す方針みたいです。

旧工学部本館  昭和5年
箱崎キャンパスの中でも一番目立つ、顔ともいえる建物です。中には博物館などが入っていて中にも入れるみたいなのですが、年末年始ということもあって閉館していました。 こちらも保存されるみたいで一安心です。 ですが、本部と旧工学部本館以外の建物の行く末が気がかりです。

 玄関ポーチの上部の照明とステンドグラス。
2007年12月撮影

このように本部とはロータリーを挟んで真向かいに建っています。
2007年12月撮影 

玄関の横の窓口の格子もお洒落なデザイン。

入口のステンドグラス。

そして玄関ポーチの持送りにはコンドルのレリーフが使われていました。 中も素晴らしいんだろうなぁ。入ってみたかった…。

 続く。







2016/01/11

九州大学 箱崎キャンパスの近代建築(その1)〜 福岡県福岡市

今回の冬休みは関西方面に行って、建て替えられてしまう大丸心斎橋店をもう一度見ようと思っていました。
しかし秋ごろに、平成30年までに九州大学の箱崎キャンパスが移転する計画で、一部の建物がすでに取り壊されているという情報を聞いてしまいました。 ネットで調べてみてもキャンパス内の近代建築の存続が不確かだったので、実際に行ってみることにしました。

下の地図の赤紫と濃い紫の建物が近代建築にあたり、左のグレーの部分はすでに更地になっている所です。

というわけでやって来ました。 2007年以来9年ぶりの訪問です。

正門  明治44年
正門の前で写真撮影を頼まれたのですが、その方は九州大学のOBだそうです。自分が学んだキャンパスが移転してしまうのは複雑な思いでしょう。

正門門衛所  大正3年

箱崎キャンパスは掲示板もかっこいいです。 昭和初期くらいのものでしょうか。

旧応力研生産研本館  大正14年
正門を入ってすぐ左手にあります。この建物は保存するかどうかまだはっきりしないそうです。 老朽化が著しいとはいえ、これだけの建物を取り壊してしまうのはもったいないと思います。

 壁面には渦巻き模様にタイルが貼られています。

 車寄せ付近は有刺鉄線で遮られ、正面入口はすでに塞がれていました。

正面入口にあったステンドグラス。
2007年12月撮影

この建物でもひときわ印象的な1階の外壁を覆う装飾。 かまぼこを並べたような、丸太を積んだような、なんと説明していいのかわかりませんが、僕はこれを見るたびにミシュランの「ビバンダム君」を思い出します(笑)。
2007年12月撮影

もう一つ過去写真を。 この辺りも有刺鉄線で近くに寄ることは出来ませんでした。
2007年12月撮影

建物の南側には煙突が立っています。 福岡空港に向かう飛行機が結構頻繁に上空を飛んでいきます。 思わずカメラを向けてしまいます。

アドミッションセンター(旧文学部心理学教室) 昭和2年
旧応力研生産研本館の裏手にある建物。 こちらは茶褐色のタイルがアクセントになっています。

 ここで一旦キャンパスの外に出て、以前の訪問では見ていなかった建物に行きます。

三畏閣  昭和12年
学生の集会施設として建てられた和風の建物です。 門が閉まっていたので塀の上から撮ったのですが、逆光で満足の行く写真は撮れませんでした。

生活協同組合本部(旧学生食堂) 昭和3年
下見板張りで仕上げられた木造洋風建築で、水色の外観が目を引きます。室内などはいたってシンプルでしたが、各所に凝った意匠も見ることが出来ました。

続く。