今回の旅では結構タイトなスケジュールだったので、和歌山市には行くかどうか迷っていました。 しかし、前回訪れた時の和歌山県庁の写真が納得いかなかったので、再挑戦してきました。
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2010年撮影 |
・和歌山県庁舎本館 昭和18年 ※国登録有形文化財
今回は天気も良くて、良い写真が撮れました。 平日に訪れることができたので中に入ることも出来ました。
外壁はタイル張りで正面にはテラコッタの装飾が施されています。

総合案内で中の写真を撮っても良いかと尋ねると、 案内図までいただいてとても良い対応でした。 これだけで和歌山の印象が以前より良くなりました(笑)。
正面玄関の梁の装飾。
中央階段の踊り場には彫刻家の保田龍門の作品が飾られています。
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「丹生都姫」 昭和15年 |
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「高倉下命」 昭和14年 |
部屋の中には入ることができなかったので見るべき所はそれほど多くなかったのですが、とてもきれいに維持されていて、大事に使われているなという印象でした。
・滋野医院 大正10年
県庁から歩いて数分の所にある皮膚科で有名な病院です。 玄関周りの装飾が見事です。
そして、その隣に建つ昭和初期頃のものだと思われる住宅棟。 モダンなデザインが素晴らしいです! 中はどんな風なのかとても興味があります。
つづく。