九条山浄水場には旧ポンプ室、第一疎水の第三隧道吐口、第二疎水隧道の吐口、合流トンネルの呑口などがあります。
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2006年撮影 |
ここは距離が遠くて、今回持って行った機材ではこれが限界でした。 定期的に観光船が通るようになったら、是非とも近くで見てみたいです。
扁額には三条実美の筆で「美哉山河」(なんと美しい山河であることよ)と刻まれています。
・琵琶湖第二疎水隧道(吐口) 明治45年
以前はなかった(多分)柵が設けられたことによって、写真が撮りづらくなっています。左に見える石の玉が乗っかっているのがそうです。 さらなる水力を求めて掘られた第二疎水隧道は長さが7369mもあり、技術の進歩を感じさせます。
・琵琶湖疏水 合流トンネル(呑口) 明治45年
第一疎水と第二疎水はここで合流します。
・旧九条山浄水場ポンプ室 明治45年
片山東熊の設計によるネオ・ルネサンス風の美しい建物です。 なぜこんなに豪華な造りになっているかというと、もともとは京都御所に水を送る御所水道のポンプ室だったからです。
・琵琶湖疏水 インクライン 明治23年
蹴上の船溜りから南禅寺の船溜りまでは高低差があったので、このようにインクラインを使って船を輸送していました。
この後は蹴上疎水公園を通ってインクラインの上を歩きながら南禅寺を目指します。
続く。
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