洋館は3月下旬まで工事中ということで正面に足場がかかっていました。というわけで外観は過去写真を載せておきます。 ここは正面部分が北向きで常に逆行気味になるので、なかなか良い写真が残っていません。
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2012年3月撮影 |
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2012年3月撮影 |
今回撮影が出来たのは、1階東側の「客室」「婦人客室」「書斎」そして「サンルーム」の4ヶ所でした。
・客室
天井を見上げた所。何風というのでしょうか?カラフルなデザインのクロスが貼られています。
窓から見えるベランダの英国ミントン製タイル。
カーペットの隙間から見える床の寄木細工。
お隣の赤い壁紙の部屋は大食堂です。
・婦人客室
隣の客室よりもさらに豪華なのが婦人客室。 天井の装飾に目を奪われます。
天井には絹に刺繍を施したものが貼られています。
部屋のコーナに設けられたイスラム風のアーチ装飾。
暖炉もやはりイスラム風。
・書斎
天井には菱型の中にアカンサスの模様が彫られています。
反対側から見たところ。柱を受けるアーチにも細かい彫刻が施されています。
壁のクロスは薄い紫色 。
部屋ごとに意匠の異なる暖炉。 こちらは書斎らしく重厚な雰囲気。
・サンルーム
装飾の施されたヒーター。
サンルームの隅に置かれているテーブルセット。
クラシカルな機構の扉のハンドル。
・撞球室
以前窓から中を覗いた時は全くの手付かず状態だったのですが、見違えるほど綺麗に修復されていてびっくりしてしまいました。 今回は特別に中に入れるのですが、まだ時間が早いので外から中の写真を撮っておきました。
洋館の見学が終わったのが10時半でした。 撞球室の特別公開が15時からだったので、時間を潰すために東大の本郷キャンパスを散策してきました。
結構夢中になって歩き回っているうちに疲れてしまい、結局岩崎邸には戻らずにそのまま帰って来てしまいました(笑)。
イベント続きでなかなかはかどらないのですが、次からまた九州シリーズに戻りたいと思います。