房総半島は近いのですが、南の方となると意外と距離があってなかなか行く機会がなく、久しぶりの訪問になります。
館山市内の近代建築をいくつか見た後に野島崎灯台に向かいました。

現在の野島崎灯台は大正14年に完成したコンクリート造りの八角形の燈台で、国の登録有形文化財に指定されています。

今日は天気が良いので眺めもいいだろうなと思ってたらこんな張り紙が…。
高いところが苦手な割に塔や燈台に登るのは好きなので残念です。

仕方ないので外観だけ見学します。
「房総半島最南端の地」の石碑がありました。 燈台の右に見える建物は今は使われなくなった霧笛舎です。

霧笛舎に近づいてみます。 白亜の灯台とは対照的に廃墟感がすごいです。


近くの岩の上にはぽつんと燈台用地の境界標がありました。

野島崎は岩がゴツゴツしていて独特の景観を生み出しています。

最後に岩の上から。 霧笛舎もわずかに見えます。
撮影場所を探していたらいつの間にか岩の上を結構歩いていて、汗をかいてしまいました。

燈台の次は鴨川市に向かい内房線の山生橋梁で撮り鉄してきました。
山生橋梁は大正9年竣工の現存最古の鉄道用鉄筋コンクリート桁橋で土木学会推奨土木遺産に指定されています。 ですが、工事中で肝心の桁部分がこの写真ではわかりませんね。

この後は大多喜市に寄ってから、小湊鉄道でも撮り鉄をして帰路につきました。
本当はどこかで一泊して小湊鉄道の木造駅舎を全制覇する予定でしたが、気力が尽きて終了。
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