水道施設は普段なかなか入る機会がないので楽しみです。
千葉高架水槽は千葉市中央区の矢作町にある誉田給水場千葉分場という施設の中にあります。
小高い丘の上にあって、上り坂を登って行くと受付が見えてきました。

さっそく塔の上部に登ってみたいと思います。 入口は直線を基調としたシンプルなデザインです。

中はいくつかのフロアーに分かれていてそれぞれ資料や写真などを展示していました。
2階までの階段はタイル貼り。


2階では当時の備品などが展示されていました。

さらに上へ登ります。ここからの階段は簡素なものになっています。

3階には土木学会推奨土木遺産のプレートと登録有形文化財のプレート、設計時に作られたという塔の模型などが展示されていました。




写真を展示してあった4階。塔は12角形の形をしているので、梁も中央から放射状に12本出ています。 カッコイイ!
やっと最上階まで来ました。

昨日から吹き荒れている風にビビりながらバルコニーを一周します。

下を見ると千葉分場1号配水池が見えました。事前に見た写真だとコンクリートむき出しの渋い外観でしたが、白く綺麗にペイントされていました。
下へ降りて外観を眺めます。 鉄筋コンクリート造りで昭和12年に竣工。5階建で高さは30メートルあります。
装飾は少なめですが、やはり12角形というのは目を引きます。
階段室の5階の窓には歯車みたいなかわいいバルコニーが付いています。
桜もピークは過ぎていましたが、まだまだ楽しめました。
続いて先ほど上から見た第一配水池を見ていきます。
正面から見た配水池の入口です。
階段入口の素敵なデザインの照明。

さっきはあんなに賑わっていたのに、奇跡的に人がいません。
中央の建屋はなかなか凝ったデザインになっています。 アールデコ風?

最後に配水池と高架水槽をセットで。
帰りにおみやげをもらいました。 千葉県水道局のマスコット「ポタリちゃん」のグッズいろいろ。 ありがとうございました!

この後、松戸市にある栗山浄水場に向かうのですが、見学時間が14時までしかありません。
現在12時10分…。 見学にかかる時間も考えるとあまり余裕がありません。
はたして間に合うのか!?
つづく。
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