豪華な西洋館やレトロなビルなんかも好きなのですが、実を言うと廃墟も好きなのです。 とは言っても普通の廃墟よりも廃隧道や廃線跡、廃鉱山などの産業遺産的なものがやはり好きなのです。
緑が丘アパートは昭和26年に完成したのですが、昭和47年に松尾鉱山が閉山した後も残されたままになっています。11棟あるアパートは鉄筋コンクリート造りで水洗トイレやセントラルヒーティングを備えていたそうです。
緑が丘アパートを見る前に少し離れた所にポツンと残っている至誠寮跡へ来ました。 独身寮だったそうです。
いよいよ緑が丘アパートに近づいてみます。 軍艦島、摩耶観光ホテルと並んで是非とも見てみたい場所の一つでした。 かつてはこのアパート群以外にも学校・病院・娯楽施設などが建ち、「雲上の楽園」と言われたそうです。
遠くから見た時はわからなかったのですが、11棟のうち6棟のアパートは屋根付きの回廊でつながっています。


中央の大階段。 ここから左右に通路が伸びています。
各棟は「いろはに…」で区別されていたようです。


さまよい続けること数十分、来ちゃいました。 屋上に。 2本見える煙突はボイラー室のものです。 ん? 向かいの棟も屋上に登れるのか…。
向かいの棟の屋上も制覇! いい眺め! でも高い所は苦手なので足がゾクゾクします。
先程のアパートを眺めます。 端の方は鉄筋がむき出しになっています。 恐ろしい。
右上にみえるのが最初に訪れた至誠寮です。 これで満足したので次の目的地に向かいました。
ここもいつまで残っているのかわからないけれど、機会があればまた訪れてみたいです。
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