2014/08/31

岩手県盛岡市の近代建築 (その1)

東北に旅行に行ってきました!
今回は岩手県、秋田県、青森県の近代建築や近代化遺産を周ってきました。

盛岡駅に到着して、早速レンタサイクルを借りて市内を探索することにしました。
(後日にも周ったので写真の天候はバラバラです。)

日本聖公会 東北地区 盛岡聖公会(昭和4年)
駅から北上川を渡ってすぐのところにあります。
写真を撮っていたら「中も見ますか?」と声をかけていただきました。
お言葉に甘えて中も見学。

教会の真向かいの桜城小学校の校庭にあったこの建物。
気になって教会の職員の方に尋ねたところ、旧校舎の車寄せだったそうです。 

ライト写真館(昭和4年) 
後ろに三角屋根の建物をくっつけたような不思議な外観。この日は営業はしていないようでした。
幾何学模様の窓がカッコイイ!
玄関横にはレリーフ。 中を覗くとステンドグラスが。 中も見てみたいなぁ。

佐藤写真館(昭和3年)
ライト写真館の道路をはさんだ斜め向かいに建っています。
洋館風の洒落た造りです。
写真を撮っていたら中から人が出てきてこっちに近づいてきたので、「あれ、写真撮ったらまずかったのかな」と思っていたら、「せっかく写真撮ってくれているから、これどうぞ」と絵葉書を頂きました!

岩手医科大学1号館(昭和元年)
 中は薄暗くていかにも戦前の建物といった雰囲気。

 ただこの場所だけは雰囲気が違いました。 カクカクの螺旋状の階段が素晴らしいです。


岩手県公会堂(昭和2年)
県庁の隣に建つスクラッチタイル張りのレトロな公会堂。設計は大隈講堂や日比谷公会堂も手がけた佐藤功一。
大理石を使用した正面の階段。親柱、手すりのグリルは直線を基調としたデザイン。
 大ホール。 舞台両袖には凝った装飾が施されています。 ズラリと並んだ座席もレトロ!
大ホールのロビー。 チェッカー模様の床がいい感じです。

続く。