2014/05/20

一橋大学 国立キャンパス (その3) ~ 東京都国立市


昭和5年竣工の本館。 こちらも中に入ることが出来ましたが、見ることができたのは1階ホールと階段部分だけでした。 

これはわかりやすい。 ライオン!

内部。


階段部分。 剥き出しの配管が壁と同色に塗り分けられているのが面白い。


 キャンパスの片隅に佇む旧門衛所。 昭和6年竣工です。

最後に大学通りをはさんだところにある東本館です。 昭和4年竣工で国立キャンパスでは兼松講堂に次いで2番めに古い建物です。
こちらは中には入ることが出来ませんでした。



国立といえば、2006年に解体された国立駅舎(大正15年)が早く復元されるといいのですが(部材は保存しているらしい)。
と、ここで昔撮った唯一の国立駅舎の写真を載せようと思ったら、どこにも見つからない・・・。

なので、復元するときはできるだけ忠実にオリジナルの雰囲気を再現してください!
国立市さん、お願いします。

2014/05/19

一橋大学 国立キャンパス (その2) ~ 東京都国立市

次にやってきたのは昭和5年竣工の附属図書館。

車寄せの上には2匹の怪獣(オオカミ?)

さらにその上の方には格闘中の動物たちが。

中へ入ってみました。





しれっと中に入ろうと思っていたら、この入口のところで「卒業生の方ですか?」と声をかけられてしまい、断念しました。
フクロウのステンドグラスがかわいい。


 つづく

一橋大学 国立キャンパス (その1) ~ 東京都国立市

週末に多摩地方に出かけたので、久しぶりに一橋大学に行ってみました。

着いてみると何だか賑やかでイベントをやっていました。
スタッフの人に聞いてみると、「ホームカミングデー」といって卒業生を招待するイベントのようです。

これはまずい日に来てしまったな、まともに写真撮れないかもとがっかりしていたのですが、逆にラッキーだったことに気づきました。
普段は休日には建物の中には入ることが出来なかったのですが、この日は卒業生のためにウエルカム状態でした。

卒業生の方たちに紛れて中に入り、写真を撮りまくってきました!

まずは兼松講堂です。 伊東忠太の設計で昭和2年に竣工しました。

中に入ります。
アジア風(?)の階段親柱。 アーチの受けには顔が! 怖い!
伊東忠太は妖怪好きだったそうです。

2階へやって来ました。

2階の突き当りにあった小部屋。

講堂では講演が行われていました。
ちらっとこっちを見られたような気がするけど、気にせずに写真を撮り続ける自分。

禁煙です。

一橋大学にはいたるところに得体の知れない生物が潜んでいます。

 つづく




2014/05/13

天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅 転車台・扇型機関車庫 ~ 静岡県浜松市

ゴールデンウィークに浜松市まで旅行に行ったので、数年前に行ったきりの「天竜二俣駅」にも寄ってみることにしました。
昭和15年に造られ、国の登録有形文化財にも指定されている、転車台と機関車庫を見に行くためです。

下の画像は、以前訪れた時に遠目からコンデジで撮ったものです。
望遠レンズを使えばこれよりもマシな写真が撮れるんじゃないかと、ちょっと期待していました。

天竜二俣駅に着いてみると、何やら看板が立っていました。
 !!!
転車台見学ツアー!
 しかも隣には駅舎とプラットフォームの登録有形文化財のプレートが。 いつの間に!(2011年らしい)

しかし、現在時刻は9時20分。 午前の部までは1時間半もあります。
迷った挙句、目標を午後の部に定めて、この後周る予定だった場所を先に見に行くことにしました。

天竜川の上流に架かる昭和12年に完成した吊り橋、中部橋や、

山奥の謎の廃墟などを見て、再び天竜二俣駅を目指しました。

結構ギリギリで、15分位前に着いたのですが、かなりの人が集まっていました。(40人くらい?)

ちなみにこのような「見学記念硬券」というものを買って参加します。

天竜二俣駅からぞろぞろと転車台まで歩いていきます。


途中にある貯水タンク。 こちらも登録有形文化財です。

左側が事務所棟。右側には湯呑所や洗濯場、浴場などが並んでいます。

昔は蒸気機関車のススで真っ黒になった身体をここで洗っていたそうです。

のんびり撮影しながら進んでいたら、転車台の方でデモンストレーションが始まるとのこと。
急いで駆けつけた時にはベストポジションはすべて占領されていました。
恐るべし撮り鉄・・・。


自分は鉄道ファンというわけではなく、近代化遺産ファンだから転車台の写真さえ撮れればいいんです。(負け惜しみ)

こちらは扇型の機関車庫。

機関車庫の左側は「鉄道歴史館」になっていて、当時の貴重な道具類を展示していました。
ここも鉄道ファンでごったがえしていたので、あまり写真を撮っていません。

みんなが帰って行く中、最後の一人になるまで粘って、この写真を撮って満足して帰路につきました。