昭和15年に造られ、国の登録有形文化財にも指定されている、転車台と機関車庫を見に行くためです。
下の画像は、以前訪れた時に遠目からコンデジで撮ったものです。
望遠レンズを使えばこれよりもマシな写真が撮れるんじゃないかと、ちょっと期待していました。
天竜二俣駅に着いてみると、何やら看板が立っていました。
!!!
転車台見学ツアー!
しかも隣には駅舎とプラットフォームの登録有形文化財のプレートが。 いつの間に!(2011年らしい)
しかし、現在時刻は9時20分。 午前の部までは1時間半もあります。
迷った挙句、目標を午後の部に定めて、この後周る予定だった場所を先に見に行くことにしました。
天竜川の上流に架かる昭和12年に完成した吊り橋、中部橋や、
山奥の謎の廃墟などを見て、再び天竜二俣駅を目指しました。
結構ギリギリで、15分位前に着いたのですが、かなりの人が集まっていました。(40人くらい?)
天竜二俣駅からぞろぞろと転車台まで歩いていきます。

途中にある貯水タンク。 こちらも登録有形文化財です。
左側が事務所棟。右側には湯呑所や洗濯場、浴場などが並んでいます。
昔は蒸気機関車のススで真っ黒になった身体をここで洗っていたそうです。
のんびり撮影しながら進んでいたら、転車台の方でデモンストレーションが始まるとのこと。
急いで駆けつけた時にはベストポジションはすべて占領されていました。
恐るべし撮り鉄・・・。
自分は鉄道ファンというわけではなく、近代化遺産ファンだから転車台の写真さえ撮れればいいんです。(負け惜しみ)
こちらは扇型の機関車庫。
機関車庫の左側は「鉄道歴史館」になっていて、当時の貴重な道具類を展示していました。
ここも鉄道ファンでごったがえしていたので、あまり写真を撮っていません。
みんなが帰って行く中、最後の一人になるまで粘って、この写真を撮って満足して帰路につきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿