2013/02/25

大久野島 (その1) ~ 広島県竹原市

大久野島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島ですが、「毒ガス島」、「地図から消えた島」などと呼ばれています。明治時代には「芸予要塞」として砲台が3箇所、計16門設置され、日露戦争後には陸軍の毒ガス工場が建てられました。

島には国民休暇村があるので、そこでレンタサイクルを借りて島を散策することにしました。
行く直前まで知らなかったのですが、大久野島は「ウサギの島」でもあります。立ち止まると餌を求めてワラワラと寄ってきます。

毒ガスの研究所跡。 薬品庫としても使われていたそうです。


検査工室跡。 毒ガス製品のの管理や検査が行われていました。


南部砲台跡。 3箇所の砲台跡の中では最も小規模で24cm砲4門と9cm砲4門が置かれていたそうです。




 海水タンク跡。海水を蒸留して、工場用水、生活用水として使っていました。


 旧桟橋。



旧桟橋から振り返ったところに、廃墟ファンの間で有名な発電所跡があります。

発電所跡では我を忘れて写真を撮ってしまいました。

「その2」に続きます。

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