2019/02/11

鳥取県米子市の近代建築 〜 その1

昼まで松江市の散策を切り上げて、電車で米子市までやってきました。 松江〜米子間は30分程度です。
米子でもレンタサイクルを利用しました。 最近はレンタサイクルを利用できる地域が増えて、本当に便利になりました。
一昔前はレンタサイクルはもっと少なかったように思います。 あっても年末年始は利用できなかったり。 おかげで岡山市内を歩き回ってひどい靴ずれになった事もありました。

米子専門大店ビル(大正14年頃) ※国登録有形文化財
このビルは米子銀行が借りていた事もあって、米子銀行の記章が一番上に残っています。
ビルの横にはレトロな床屋さんがありました。

旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両(明治20年)
建築ではありませんが国内最古の木造客車が街中に展示されています。かつて日ノ丸自動車法勝寺鉄道で使われていたイギリス・バーミンガム工場製の車両です。

石賀本店土蔵(明治24年) ※国登録有形文化財
中は塗物蔵、米蔵、唐津蔵、倉庫の4室に分かれて、現在はそれぞれにショップが入っているそうです。

山陰歴史館(昭和5年)
旧米子市庁舎。 設計は大隈講堂や日比谷公会堂で知られる佐藤功一。 佐藤功一は他にも群馬県庁舎や栃木県庁舎、滋賀県庁舎なども手がけています。

金光教米子教会(昭和7年)
もう少し色々な角度から撮りたかったのですが、強力な逆光のためにこれが精一杯でした。

旧第一モデル理容館(昭和初期)
理髪店の看板建築。 「理髪」の間にあるシンボルマークはどういう意味があるのでしょうか。 「OMG」? 「OMC」? 「DMG」?


米子市はそれほど近代建築が多いわけではないのですが、ここで一度区切りをつけます。 「その2」では近代建築に加えて土木遺産や戦後のモダン建築も紹介したいと思います。

続く




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