2019/07/29

2019 北海道ツーリング 〜 準備編

先日、北海道ツーリングの予行演習として本栖湖キャンプ場に行ってきました。

6月16日にバイクが修理から戻ってきて以来、ずっと週末の天気が悪くてキャンプに行けなかったので、降水確率の少なかった本栖湖に半ば強引に行くことにしました。 四国から帰ってきて新たに買った道具などもあるので試したかったのです。

昼頃に本栖湖キャンプ場に着きました。 月曜日に代休をとって日曜日に来たので人はまばらです。 タンクバッグに防水ダッフルバッグ、サイドバッグ、リアボックスといういつものスタイル。

荷物を下ろして並べてみました。 正確な重さは量っていませんが、12kgくらいだと
思います。 この他に一眼レフカメラ、GoPro、レインウェア、折りたたみ傘、着替えとお風呂セットがリアボックスに入っています。

まずはテントを設営。 テントはダンロップのツーリングテント「R227K」。 去年の北海道にはこれの一つ前のモデル「R-226」を持っていきましたが、こちらのほうがフライシートの生地が薄く、若干ですがコンパクトになります。 設営が簡単で、前後に出入り口があり、通気性も良いので気に入っています。

次はタープです。 去年の雨続きの北海道で、持っていけばよかったアイテムの筆頭がタープでした。 タープがあればずぶ濡れでホテルに駆け込んでひんしゅくを買うこともなかったでしょう。
今回2種類のタープを持ってきました。 どちらも驚くほどコンパクトです。 オレンジのやつは四国で使っていたのと同じに見えるかもしれませんが、より軽量なタイプに買い替えました。

この「DD Super Light Tarp」はループがたくさん付いていて、いろいろな張り方ができるのですが、自分は雨を凌ぐのが目的なのでテントを覆うこの張り方が多いです。 この大きさのタープであればテントを濡らさずに撤収することが出来ます。

もう一つのタープはアライテントの「トレックタープ Beyond」。 コンパクトでかわいいので買ってみたのですが、必要なかったかな…。
テントの前室の屋根として張ってみると、日よけにはなりそうですが雨風を凌ぐには心許ないです。

次にワンポールで張ってみましたが、座ってくつろぐにはちょっと狭いかな。 荷物置き場としては良さそうですが、それならテントの前室と後室でいいような気がします。

そこで最終的に行き着いたのがバイクカバーとしての利用(笑)。 この日夜中に雨が降りましたが、バッチリ防いでくれました。 でも北海道には持っていかないかも…。

今回持ってきたペグたち。 最近タープ用に右のスパイラルペグを買ったので試してみました。 結果は、地面への食いつきは良いのですが後片付けが面倒です。 ねじれているので泥が落としにくい。 泥落とし用にブラシがあれば便利だなぁと思いました。
結局、今まで使っていたユニフレームの「ステンレスペグ」(真ん中の銀色のやつ)を数を増やして持っていくかも。 難点はちょっと重いこと。

次にクッカー類。 これがメインのクッカーセットです。北海道では多分お湯を沸かすくらいでそんなに料理はしないと思うのですが、コンパクトさ重視で選抜してみました。 右はトランギアの「フューエルボトル」で燃料のアルコールが入っています。

袋の中にはユニフレームの「ミニロースター」、トランギアの五徳「T3」とアルコールバーナー、「ミニトランギア」、ユニフレームの鉄フライパン。 トランギアの無骨な感じがが好きなのでトランギア率が高いです。

「ミニトランギア」の中にはエバニューのチタンカップ3兄弟が入っています。 大きいカップでお湯を沸かして、中カップでスープ、小カップでコーヒーを飲みます。このセットがあれば突然チキンラーメンやシャウエッセンが食べたくなっても対応できます。

 「ミニロースター」を使えばパンを温めたりも出来ます。 一緒に写っているトランギアのケトルはお気に入りですが北海道には持っていきません。

テーブルはこのユニフレームの「フィールドホッパー」だけを持っていく予定です。この状態からワンタッチで広げることが出来ます。

小物入れ兼予備の鍋として活躍するトランギアの「メスティンTR-210」。 中にはカトラリー類、調味料、食器用洗剤、火器、トランギアのハンドル、ビクトリノックスとレザーマンのマルチツールなどが入っています。

次はランタン。 DODの「LED ソーラー ポップアップランタン」です。 なぜか2つあります。 同じものをすでに持っていて気に入ったので、買い足そうかどうかとAmazonのかごに入れたり出したりしているうちに間違って2個注文してしまいました。 なのでこのランタンが我が家には3個あります。 コンパクトになるところと、電池切れでもUSBで点灯できるところが気に入っています。 欠点は、炎が揺らめく感じのキャンドルモードがめちゃくちゃ機械的で不自然な点なのですが、使わないのでいいです。

シュラフはナンガの「UDD BAG 380DX」。 去年の北海道ではちょうどよい感じだったので、今年もこれを持っていきます。 冬のキャンプでは夏用シュラフとの2枚重ねで-5℃までいけました。 枕はいつも着替えやレインウェアをスタッフバッグに詰め込んだものを使っています。

去年持っていけばよかったもの第2位のサンダル。 靴下のまま履けるのでモンベルの「ソックオンサンダル」にしました。 キャンプ場やフェリー、ホテルの中で重宝するはず。暑い時期にずっとブーツを履いているのは流石にしんどいです。


ざっと道具を紹介してきましたが、今回の持ち物から北海道ツーリングに持っていかないものは、
・モンベルのテーブル(フィールドホッパーは持っていく)
・コールマンの椅子(去年と同じモンベルの「LWトレイル・チェア26」を持っていく予定)
・クーラーバッグ(北海道では必要ないかな)
・焚き火台(後片付けが面倒なので焚き火はしない)
・のこぎり&ナイフ(マルチツールで代用)
・ケトル(お湯を沸かすだけならクッカーで十分)
・トレックタープ(普通にハーフタイプのバイクカバーの方が便利かも。タープとしては微妙)

逆に増える荷物は、
・着替え3日分
・防寒着(ダウン、タイツ、防風インナー)
・カメラ用の三脚
・大容量モバイルバッテリー2個(これが命綱)
・薄手のパーカー(バイクジャケットを脱いだ時用、街中散策用)
・泥落とし用のブラシ(ペグの掃除以外にも靴底の泥落としやチェーン掃除にも使えそう)
・熊よけグッズ(鈴、爆竹、ホイッスル)
・ツーリングマップル(紙の地図も必要)

こんなところでしょうか。 北海道では温度差が激しいので10〜30℃まで対応できる装備が必要だと思います。 暑い時はTシャツにメッシュジャケット、肌寒い時はそれに防風インナー、もっと寒い時はその上にレインウェアを着込むといった感じです。

軽量・コンパクトなものを中心に選んではいますが、アウトドア界では値段もそれに比例して上がっていくので、どこで妥協するか悩ましいところです。 特にテントはもっと軽くてコンパクトなものが山岳用であるのですが、高い! 宝くじでも当たらないととても手が出ません。

今年はこれらの道具を載せて北海道を旅してきたいと思います。 去年は宗谷岬を目指して北へ向かったわけですが、今年は道東を中心に周る予定です。 もちろん天気次第ですが。



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