氷川丸は昭和5年に建造された大型の貨客船です。 昭和35年に現役を引退した後は山下公園に係留保存されてきました。
今までその存在は知っていたのですが、洋館めぐりなどに忙しくて中々行く機会がありませんでした。 ところが今年になって国の重要文化財に指定されたのを知り、これは一度見学しておかねばと思っていたのです。
受付を済ませてロビーを抜けると、最初は客室の並ぶ廊下を通って行きます。 なかなかレトロな雰囲気でいい感じです。 ここまではそれくらいの印象でした。
廊下の先には一等船客専用の「一等児童室」があります。 ここに子供を預けてディナーを楽しんだりしたようです。
ピンクのメルヘンな内装とレトロなイラスト。
かなり手の込んだ木馬もありました。
そしてBデッキの一番奥にあるのが「一等食堂」です。 ここの内装を見た瞬間に何かのスイッチが入ってしまい、この後は写真を撮りまくることになります(笑)
この素晴らしいアール・デコの内装はフランスのデザイナー、マルク・シモンの設計によるものです。 こんな豪華な造りになっているとは知りませんでした。 もっと早く来るべきでした。
食堂を出て中央階段でBデッキからAデッキに向かいます。 その階段がこちら。 見どころが多すぎて中々先に進めません。
次回はAデッキの部屋を見ていきます。
続く。
とても船の中とは思えませんが、でも、やっぱり、船ならではですね!!
返信削除陸上のものではないのに、こんなにすごいと言うところに、余計に興奮しますね(≧◇≦)
次が楽しみです!!
一応鎖でつながれてはいますが、今も海に浮かんでいるので微妙に揺れます(^^) あと、昼の12時になると汽笛で知らせてくれます。
削除海に浮かぶクラシックホテルといった趣でした。