2019/06/09

2019 GW 四国への旅 〜 その7

・5月3日  7日目
朝、起きてみるとテントが朝露でびっしょりでした。 なかなか乾きそうにないので、朝食後にテントはそのままに内子町の散策に行きました。 Aさんは戻ってくる頃には出発しているかもしれないと言う事で、ここでお別れしました。

内子町といえば内子座が有名なのですが、2013年の訪問時に見学したので今回は寄りませんでした。
旭館・旧内子警察署
旧化育小学校(復元)
いったん内子町の中心部を離れ、北へ向います。
河内地区にある田丸橋(昭和19年) にやって来ました。 この地方に多く見られる屋根付きの橋です。 この橋はトタン屋根に改修されていたものを、地域住民の手によって杉皮葺きの屋根を復元したらしいです。 辺りの長閑な風景と相まって素晴らしい雰囲気を作り出しています。

さらに北上して石畳地区の弓削神社太鼓橋(昭和26年)に来ました。 こちらの屋根付き橋も素晴らしいです。 内子町を訪れることがあったら是非とも寄ってもらいたいです。

2つの屋根付き橋を堪能した後にキャンプ場に戻ってみると、もうAさんの姿はありませんでした。

いろいろ寄り道をしながら大洲市の長浜町にある長浜大橋(昭和10年)に来ました。 現在も可動している可動橋です。 今回2度めの訪問ですが、日曜日に行われるという橋の開閉にはまたしてもタイミングが合いませんでした。

対岸の駐車場に移動しようとしたところ、バイクに異変が! クラッチレバーを握ってもクラッチが切れません。 よく見るとクラッチケーブルが切れかかっています。 そういえばここに来る途中でクラッチを握った時に変な感触があったような…。

とりあえず見なかったことにして長浜大橋の撮影を続けます。

とはいえ撮影に身が入るはずもなく、早々に切り上げてロードサービスに電話してみました。 しかし、GW真っ只中で四国内のホンダドリーム店はすべて休業中。 近くのバイク屋や用品店にも電話してみましたが、無理でした。
2速から上はなんとかギヤチェンジできるのですが、このまま東京まで800kmの道のりを運転して帰るのは無理でしょう。

長浜大橋に着いてから3時間後…。 リタイヤです。 東京までのレッカー移動をお願いしました。 日が暮れるまでになんとかしたかったので、早めに決断しました。

荷物を送るために伊予市のヤマトの営業所までレッカー車に乗せてもらったのですが、走る予定だった夕やけこやけラインで気持ちよさそうにツーリングしているバイクを見るたびに気持ちが落ち込んでいきます。

着替えの入ったリュックとカメラバッグを残して、荷物を送った後は伊予市から松山市へ電車で向いました。 松山市内で1件だけ空いているホテルがあったので、今日はそこに宿泊します。
ちなみにロードサービスはレッカー距離無制限で、宿泊費用も1万5千円までサポートしてくれるので、金銭的な負担はそれほどでもありません。 ただ、バイクで四国一周という目的を達成できなかったのが無念でなりません。

しかもこの汚いブーツで新幹線に乗って帰ると思うと憂鬱です…。

さて、明日からどうしよう。

つづく


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