2018/06/10

万世大路 再訪 〜 その4

間が開いてしまいましたが、万世大路の続きです。

米沢側のスタート地点であるの採石場に来ましたが、ゲートが閉まっています。 GW期間で休業しているのでしょうか。 明日出直そうかとも思ったのですが、とりあえず事務所のあるところまで歩いて行ってみることにしました。

20分ほど歩いて到着しました。 会社は操業していたので、従業員の方に声をかけて敷地内を通らせてもらいました。


スタート地点の瀧岩上橋です。 以前はここにバイクを停めて出発しました。 なんでも16時には会社が終業してしまうとのことでしたが、現在時刻は13時30分。 行って戻ってギリギリ間に合うかどうか。

 橋から少し行った所でチェーンが張られています。 今回ゲートが開いていれば行けるところまでバイクで行ってみようと思っていたのですが、どっちみち無理でした。

栗子隧道までは4.1km。福島側よりは全然歩きやすいです。

途中には所々で案内柱が立っています。 「長坂」というのは前回見落としていたかも。

 中間地点には新しく休憩所が設けられていました。 このあたりですでにかなり体力を消耗していました。 流石に1日で福島側と米沢側の両方は無理があったか。

 後半の道のりでは前回なかった案内柱もありました。 写真は「切通し」と「石積」。

 1時間歩いた所でようやく栗子隧道が見えてきました。 前回は午前に来て逆光であまりいい写真が撮れなかったので、無理して午後に来てみたのですが、どんよりとした天気であまり意味がなかったかもしれません。

と思ったのですが、何枚か写真を撮っていると晴れ間が見えてきました。 やはり日頃の行いが(以下略)。


こちらが昭和11年に竣工した2代目の坑口。 やはり米沢側の写真を撮るなら午後のほうが順光でおすすめです。




2代目栗子隧道の内部。入ってすぐの所で崩落しています。

 こちらは明治13年に竣工した素掘りの初代栗子隧道の坑口。 もとは四角い坑道だったらしいのですが、現在では崩落して原型をとどめていません。

 
採石場に戻ってきたのは16時ちょうどでみなさんが帰り支度をしている頃でした。
帰りにゲートの所で従業員の方が通るときに、鍵を開けてまた閉めていたので、もしかしたら以前のように開けっ放しにはしていないのかもしれません。 アポを取る必要があるのか、ゲートから歩いていくしかないのかは判りません。 これから行こうと思っている方は注意が必要です。
地味に帰りの瀧岩上橋からゲートまでの徒歩がきつかったので。

今回は朝から6時間近く20km以上歩いたので、ヘトヘトになりました。 でもこれで富山県の仙人谷ダムに向かう「水平歩道」(18km・平均所要時間5時間)を自分でも行けるんじゃないかという気がしてきました。 いつか必ず行くので期待していてください。












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