2013/11/06

群馬県みなかみ町の近代化遺産 (その1)

紅葉のシーズンなので山の方に探索に出かけようと、群馬県に行ってきました。

まずは、水上の温泉街に架かっている「水上橋」に来ました。

橋の上から撮影。 下を流れるのは利根川です。

昭和11年に造られた水上橋は、鉄筋コンクリート製の開腹アーチで、中央には行き違い場所が設けられています。
ちなみに欄干の手すりとグリルの飾りは以前は無く、最近付けられたものです。

温泉街を後にしてさらに北に向かいます。

「日本一のモグラ駅」として有名なJR上越線の土合駅の少し先に、昭和6年に造られた「清水トンネル」があります。 小説『雪国』のあのトンネルです。

長さ9702.3メートルあり、戦前最長の鉄道トンネルで、西洋の古城のような重厚なデザインです。

さらに国道を300メートルほど進むと、「土合砂防堰堤」が姿を見せます。
昭和16年に造られたアーチ式の砂防ダムです。

堰堤の上に登ってみました。
上流側は長年の土砂で出来た河原が広がっています。

裏側から見たところ。 水が青い!

ここから先の国道291号線は「清水峠越新道」といって、明治18年に完成した街道で、今も当時の石垣が残っているそうなのでそこを目指すことにしました。
一ノ倉沢に「土木学会推奨土木遺産」の認定プレートがあるというのですが、そこまでの道は一般車両は通行止めになっているので、谷川岳ロープウェイの駐車場にバイクを停めることにしました。
その2に続く。















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