2013/11/20

栃木県宇都宮市の近代建築 (その1)

栃木県宇都宮市の近代建築を紹介します。

まずは、先日訪れた「カトリック松が峰教会」です。
昭和7年に建てられたロマネスク様式の教会で、国登録有形文化財に指定されています。

ここには今までにも3回来ているのですが(カメラを買い換えるたびに来ている)、夜に来るのは初めてでした。 綺麗にライトアップされています。

ここは正面にスペースがないのでいつも撮影に苦労します。 

この建物に使われている石材は大谷石といって、市内の大谷地区で採掘されているものです。 フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルに使われてから知られるようになりました。

設計はスイス人建築家のマックス・ヒンデルが担当しました。

礼拝堂の内部。 柱と半円アーチが並びます。
昭和20年の空襲で礼拝堂は消失しましたが、昭和22年に復元されました。

近くのホテルで一泊して、翌朝また来ました(何回来るんだよ)。


これ以降の写真は新旧混ざっています。

日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会 (昭和8年)
こちらも大谷石を使った教会で、国登録有形文化財に指定されています。

宇都宮高等学校 旧本館 (明治26年)  国登録有形文化財
旧栃木県尋常中学校本館として建てられ、現在は「滝の原会館」の名で展示館として利用されています。

旧宇都宮商工会議所 玄関 (昭和3年)
昭和54年に解体されたものを、玄関部分だけ栃木県中央公園内に復元保存しています。

その2に続く。




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