2015/05/10

真岡市久保講堂 〜 栃木県真岡市

真岡鐵道のSLの写真を撮りたいと思って真岡市に行ってきました。

最初に向かったのが益子町にある明治27年製の小貝川橋梁です。 ちょっと早く着きすぎたなと昼食を頬張りながら待っていると、対岸にも数人カメラを持った人たちが。 まさかと思い地図を確認すると、SLが来るのは反対方向!? 時計を見るとあと10分程度しかありません。 ピクニック気分で広げていた昼食を慌てて片付けて向こう岸を目指します。

対岸に着いた時はすでに踏切の音が鳴っていました。 なんとか写真に収めることが出来ましたが、場所がイマイチ。 もう一つの五行川橋梁で折り返してくるSLを待ちたいと思います。 とは言ってもあと3時間位あります。

ということで時間つぶしに久保講堂にやって来ました。
この建物は昭和13年に真岡小学校の講堂として建てられました。フランク・ロイド・ライトの弟子で甲子園ホテルや山邑邸などを手がけた遠藤新の作品です。

以前来た時は外観のみでしたが、今日は盆栽展が開かれていて中も見学出来ました。

 

 


盆栽には興味ないのですがこの機会を逃すわけにはいきません。 お邪魔いたします。

 中は意外と装飾も少なくシンプルでしたが、壁面に入ったラインがいかにもって感じです。
 

 2階への階段がありましたが、残念ながら「立入禁止」の張り紙が。 ダメ元で盆栽展の担当をしていたおばちゃんに「2階を見せてもらうことって出来ませんか?」と尋ねてみると、「そこの階段から行けるわよ。 でも気をつけてね。」と。「え? いいの?」と心のなかで思いながら2階へ行きました。

 

両サイドには通路が設けられています。
 

 上から見た舞台。 半円状になっています。

 塔屋の部分にも登ってみました。 狭くて急な階段なので注意が必要です。

2階にいる間中おばちゃんがずっと心配そうに上を見上げていたので、あまり時間をかけては申し訳ないと思い、 この辺りで降りることにしました。

 久保講堂は当初の予定になかったのですが、思わぬ収穫でした。小貝川橋梁での失敗が吹き飛ぶほど満足しました(笑)

最後に五行川橋梁のSL写真を。







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