2019/05/23

2019 GW 四国への旅 〜 その4

・4月30日  4日目

朝になって車を返却し、再びバイクでの移動となります。 今日の天気は昨日と同じで雨が降ったり止んだりのようです。 今日は宿毛の辺りまで行ければいいかなといった 感じです。

雨が止んでいるので急いで高知市内の建物を見て回ります。
村田建材店・高知追手前高等学校本館
高知小津高等学校・織田歯科医院

市内を流れる江の口川に架かっている山田橋(大正8年)。 大正期のRC桁橋ですが、デザインがモダンです。

更に西へ進むと豊栄橋(昭和3年)があります。 こちらは昭和初期ですがオーソドックスなデザイン。

高知市内を探索した後は、昨日行く予定だった南国市にある前浜地区の掩体壕群(昭和19 〜20年)を見てきました。 田んぼの中に7基の掩体壕が残っています。

写真を撮っていると、何かものすごい音がするので、なんだなんだ?と思っていたら、突然飛行機が離陸してきたのでビックリしました。 慌ててシャッターを切ったので 構図がいまいちですが、掩体壕と現代の飛行機というミスマッチが良い感じの写真が撮れました。 後で地図を確認したら目の前が高知空港でした。

 改めて土佐市方面に向かい仁淀川沿いの橋達を見て回ります。 トラス橋、RC桁橋、沈下橋とバラエティ豊かです。
涼月橋・JR土讃線 仁淀川橋梁
仁淀川橋・旧勝賀瀬橋

仁淀川橋近くのコンビニ。 デイリーヤマザキかと思った。


名越屋沈下橋・高岩橋
川口橋・久喜橋
旧大渡隧道・坂折橋
樫迫隧道・旧青山文庫

仁淀川町から須崎市まで南下して、 JR土讃線の土佐新荘駅と安和駅の間にある第二領地橋梁(昭和13年)の撮影スポットまで来ました。  海岸に下りるためには民家の敷地内を通らなければ行けないため、一声かけてから通らせてもらいます。
着いて試し撮りをしていると突然列車が! 今日2度めのビックリです。今回も慌ててシャッターをきります。 連写モードにしている余裕はありませんでした。 でも一日に上下線合わせて12本しかない列車を撮ることが出来てラッキーです。

須崎市でポツポツと降り出した雨も南下するに連れて本降りになってきました。 四万十町の一斗俵沈下橋(昭和10年)に着いたのは14時半でした。 橋にはかわいい鯉のぼり(鯉流し?)がいくつも付けられていました。

さらに南へ四万十市まで来たのですが、雨は止む気配もないのでキャンプ場をさがすことにしました。 近くにあるのは20kmくらい離れた山の方の三原キャンプ場くらい。 明日の朝には雨が上がる予報なので面倒だけれどまた四万十市まで戻ってくることにします(後で 判ったのですがすぐ近くに別のキャンプ場があった…)。

市内で買い物を済ませて三原キャンプ場に着いたのは17時過ぎ。 静かで雰囲気も良いしなかなか良いキャンプ場じゃないですか! トイレはちょっと汚いけれど、無料だし全然OK
です。

と、思ったのですが 暗くなってからが地獄でした。 とにかく虫がすごい! ランタンの本体が見えなくなるほどに虫の大群がへばりついてきます。 なんとか夕食を食べた後は、虫に埋もれたランタンを外に放置して、テント内に引きこもりますが、フライシートやタープにも容赦なくへばりついてきます。 虫嫌いの自分にとっては恐怖でしかありません。 無料という言葉につられてこんなところに来てしまった自分が恨めしいです…。

こうして平成最後の夜は更けていったのでした。

つづく





0 件のコメント:

コメントを投稿