市内で唯一のレンガ造りのノコギリ屋根の工場です。 平成20年に改装されて「ベーカリーカフェレンガ」になりました。
・旧金谷レース工業 事務所 昭和初期 《国登録有形文化財》
工場の事務所として使われていました。スクラッチタイルや丸窓などが特徴的です。隣には和風の旧住居があるのですが、そちらはお蕎麦屋さんになっていました。
改装される前の写真。工場の手前にはガレージがありました。
・旧住善織物工場 大正11年
こちらは市内で唯一の鉄筋コンクリート造りのノコギリ屋根工場。
・旧曽我織物工場 大正11年 《国登録有形文化財》
大谷石造りの外壁に5連のノコギリ屋根。 無鄰館の近くにあります。
・旧堀祐織物工場 昭和10年頃 《国登録有形文化財》
現在は美容室として使われています。
・織物参考館 “紫” 大正11年頃 《国登録有形文化財》
森秀織物が旧工場を利用して運営している資料館です。手織体験や染色教室なども行われています。
以上で桐生市の建物紹介は終わりです。
これだけの近代建築が残っていることからもかつての繁栄ぶりがうかがえます。 そして、その遺産を積極的に活用していこうとしている所に「織物の街」としての誇りを感じることが出来ました。
今回、織物記念館で市内に残るノコギリ屋根工場の地図をもらってきたので、次に訪れる時はまだ見ぬノコギリ屋根ツアーを行いたいと思います。
このURL http://heritaging.blogspot.jp/2015/06/blog-post_25.html の
返信削除旧金谷レース工業 鋸屋根工場の上から2番目の写真,いいですね。
来年11月に学術的な会議を桐生で開催します。そのお知らせとしてA4で両面の桐生市の紹介を作ろうと思います。その中にこの写真を使わせていただいてもよろしいでしょうか。
ishi @ el.gunma-u.ac.jp 石川赴夫です。よろしくお願い致します。
このコメントは投稿者によって削除されました。
削除