2015/09/11

富山県南砺市の近代建築

南砺市といえば合掌造りの五箇山で有名ですが、近代建築も福野地区と井波地区に残っています。

富山県立南砺福野高等学校 巌浄閣  明治36年  ※国重要文化財
旧富山県立農学校 本館。  富山県で唯一残っている明治期の学校建築です。 木造2階建てでピンクの下見板張りの外観に西洋的な意匠が施されています。

富山第一銀行 福野支店  戦後?

井波物産展示館  昭和9年  ※国登録有形文化財
昭和47年に廃線となった加越能鉄道加越線の旧井波駅舎です。入母屋造りに楼閣がのった仏閣風の建築です。
 駅舎の裏の旧加越線跡はサイクリングロードになっています。

 ・東洋紡株式会社 井波工場  昭和7年
旧富山紡績 井波工場。鋸屋根の工場棟やハーフティンバーの事務所など当時の施設が残っています。

井波美術館  昭和18年
旧北陸銀行井波庄川支店。井波の作家達の作品を展示する美術館になっています。


この日は朝6時に能登半島の七尾市をスタートして、高岡市〜砺波市〜南砺市と周ってなかなかハードな一日でした。晴れたり小雨がぱらついたりと変わりやすい天気でしたが、事前に調べておいたところはすべて見に行くことが出来て良かったです。

高岡市にまた戻って一泊した後は、さらなる近代建築を求めて射水市に向かいます。


 



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