富山県にある真川ダムは貴重なバットレスダムです。 ブログの2013年の丸沼堰堤で他のバットレスダムも見てみたいと書いたのですが、ようやく2つ目を見に行くことが出来ました。
事前に調べた情報では、立山山麓にある粟巣野スキー場のあたりから登山道を登っていくということでした。 熊も出るという情報だったので熊鈴も用意していきました。
スキー場の脇の細い道を進んでいくと、ネットで見た広場に出ました。 この水圧鉄管と橋が目印です。 上の真川ダムからこの水圧鉄管で真川発電所に水を送っています。
橋の方に進んで歩くこと20分。 はるか下には常願寺川が見えます。
どれくらい近づいたかなとGPSを確認してみると、全然違う方向に進んでいました…。 道を間違えた…。 また20分かけて戻ります。
余談ですが、この道を歩いている時に突然上の方でガサガサッと音がしたかと思うと、20m先くらいに直径50cmくらいの巨大な石が転がり落ちてきました。 熊にも注意が必要ですが、落石にも要注意です。
スタート地点に戻ってきました。 40分もロスしてしまいました。
こちらが正しいルートです。 皆さんお間違えなく。
草に埋もれていましたが、案内板もちゃんとありました。 よく確認しましょう。
気を取り直して登山道を登っていきます。ところどころ幅が狭かったり、ぬかるんでいたりするので、こちらも注意が必要です。
30分ほど登った所で開けた場所に出ました。下を眺めるとスキー場の小屋がだいぶ小さく見えます。
ここがスキー場のリフトの終点です。 これに乗って来ることが出来れば楽チンなのですが。
ここで再び水圧鉄管が見えてきました。 このあとは、ほぼ水圧鉄管に沿うようにして登っていきます。
水圧鉄管の横に階段が付いているのですが、登山道で行った方が楽だと思います。
さらに登っていきます。 だんだん息が切れてきました。
1時間ほどかけてようやく到着です。 しかし柵があって堰堤には近づけません。
ということでダムの写真はこれ1枚です。 この構図以外に撮る術はありませんでした。
昭和5年に竣工して以来、改修もなく当時のままの姿をとどめています。
立山駅の周辺は観光客で賑わっていたのですが、ここは全く人がいませんでした。 穴場(?)です。
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