2015/09/06

砺波郷土資料館 〜 富山県砺波市

チューリップで有名な砺波市にやって来ました。

砺波郷土資料館  明治42年
旧中越銀行本店。 昭和58年に市内にある砺波チューリップ公園に移築されました。
外観は土蔵造りの和洋折衷になっています。 もとは黒漆喰だったのを昭和13年にタイル張りにしたそうです。
 中に入ってびっくり! 外観とは打って変わってけやき材をふんだんに使った洋風で仕上げられています。 これはちょっと想像していませんでした。

 そして吹き抜けになった天井を見上げると、そこには金唐革紙が!  しかも復元品ではなく、すべてオリジナルだそうです
 1階頭取室の天井にも金唐革紙が。こちらは細かい模様になっています。
 カウンターは12mのけやき1枚板。 窓口だったところには大理石が埋め込まれています。
 当時の写真が飾ってありました。
玄関ポーチの天井には見事な鏝絵(こてえ)。 左官職人の竹内源蔵の作品です。 竹内源蔵という人物については何も知らなかったのですが、後に別の建物でもその作品を目にすることとなります。
 2階はもっと凄そうだったのですが、毎月第一土曜日にしか公開していないそうです。

建物の名前と場所だけしか調べずに行ったので、良い意味で期待を裏切られた建物でした。 次回行くときはもちろん2階の公開日を狙って行きます。




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