2015/12/16

滋賀県近江八幡市のヴォーリズ建築(その4)

旧市街中心部にはかつて郵便局として使われていた建物が残っています。 現在はNPO法人ヴォーリズ建築保存再生運動「一粒の会」の事務所として使用されています。

旧八幡郵便局  大正10年
玄関部分は郵便局としての役目を終えた後に壊された時期もあったようですが、平成16年に復元されました。
 
建物の側面にはおそらく私書箱だったと思われる小さな扉がいくつも並んでいます。

中に入ると郵便局時代の窓口もそのまま残っています。

上を見上げると一段高くなった天井に天窓が設けらていました。

 先程の私書箱はこのように有効活用されています(笑)

2階のドアノブはやはりクリスタル製(1階にもありました)。

村岡邸(旧岩瀬医院)  昭和8年
永原町通りにあるかつて病院として使われていた建物です。 洋館の隣には和風の住居が建ち、渡り廊下でつながっています。

 ・滝川邸  昭和初期
ガイドブックにも載っていないこの建物はかわらミュージアムの近くにあります。 門柱がなければ見落としてしまいそうなほどごく普通の和風建築ですが、2階の格子窓が唯一特徴的でした。

続く。



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