2015/11/03

旧信越本線 碓氷峠鉄道施設・2015 秋 〜 群馬県碓氷郡松井田町

今年も紅葉のシーズンがやって来て「どこかいいところはないかな」と考えていたのですが、近代化遺産を絡めて日帰りで行ける所となると意外と少なくて、結局過去5回位訪れている碓氷峠に向かいました。

碓氷峠には旧信越本線のレンガ造りの橋梁やトンネルが数多く残っていて「碓氷峠鉄道施設」として国の重要文化財に指定されています。 今回は紅葉が目当てだったので有名な第三橋梁(めがね橋)の辺りをメインに見てきました。

碓氷第三橋梁  明治26年
以前は木が生い茂って全体像がなかなか見えなかったのですが、最近になってかなりさっぱりしました。 おかげで今は背の高い橋脚全体を見ることが出来るようになっています。


碓氷第六トンネル  明治26年
朝日を浴びた紅葉がいい感じでした。 先に見えるのが第三橋梁、更に奥には第五トンネルがあります。 横川駅から熊ノ平まで続くこの廃線跡は「アプトの道」というハイキングコースとして整備されています。
出口側の坑口。 以前はアプトの道は第六トンネル入口までだったのですが、2012年に熊ノ平まで整備されました。この辺りも以前に比べると綺麗に整備されています。

碓氷第七〜第九トンネル  明治26年
ここから先は短いトンネルと橋が連続で続きます。
第七トンネル入口。
 第七トンネル内から見た第八トンネル入口。
 第八トンネル内から見た第六橋梁と第九トンネル。 奥には第十トンネルも見えます。 第十トンネルを抜けると熊ノ平です。 今回はここで引き返しました。
 

碓氷第六橋梁  明治26年
写真を撮っていると何か視線を感じます。誰かに見られている感じ。
 左の方に何かいます! こちらが近づいていってもぴくりとも動かないので剥製かと思ったのですが、そんなはずはなく野生のニホンカモシカ(多分)の子供でした。可愛いです。
 さらに第六橋梁の上に行くと山の斜面にも2頭いました。 体格からして先程の子供の親でしょうか。 こちらが気になるようですが警戒している様子はありません。
 第六橋梁の上から見た紅葉。 山の上の方はちょうど見頃のようでした。


今回新たな写真を碓氷峠のフォルダに追加していたら、過去の写真が出てきて懐かしかったので、次回ではその頃の写真を紹介したいと思います。 まだ近代建築に興味を持ちはじめて間もない頃、カメラ初心者の写真なので下手くそなのは許して下さい。

続く。

2 件のコメント:

  1. 秋の空気に煉瓦はいいですね。
    襲われないように、気をつけてくださいね!!

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    1. 人懐っこそうな可愛らしい目をしていたので油断していましたが、極稀に人を襲う例もあるようですね。 以降、気をつけます!

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