梵寿綱によって昭和60年に建てられたこの老人ホームは、「無量寿舞」という作品名が付けられています。 寿舞は住まいの当て字なので、永劫の住まいとでも理解すればよいのでしょうか。
まずは外観から見ていきます。 こちらは浴室の入っている棟です。相変わらず凄いインパクト! これを見て老人ホームだとは誰も思わないでしょう。
植木の根本には彫金のオブジェが。 梵寿綱の建築はこういった職人たちの手仕事によって彩られています。 一つ一つがアート作品と言ってもいいでしょう。
あえて目立つ位置に配された霊安室。 波打った壁面には細かな模様、ステンドグラスの入った窓やタイル装飾、彫刻などこちらもてんこ盛りです。
半円形の棟は1階が事務所で2階が食堂になっています。有機的なデザインの窓枠と庇が美しいです。
縁取りの模様が入った壁面のタイル。
玄関前の広場も全面タイル張りになっています。
風向計?と思われる金属製のオブジェ。当初はあったけれど、危ないので撤去したオブジェもあるそうです。
いよいよ中に入ってみます。
続く。
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