2015/10/24

栃木県足利市の近代化遺産(その2)

浄水場の次は旧木村輸出織物工場へ向かいます。 途中、渡良瀬橋と中橋は社内からの見学となったのですが、この2つは前日に写真を撮ってきたので(そう、前のりしたのです)、後ほど紹介したいと思います。

旧木村輸出織物工場では工場棟、事務所棟、木村家主屋を見学するのですが、その前にお弁当タイムとなります。
 旧工場棟の中で昼食です。 前回は人の写っていない写真ばかり選んだので、ツアー感があまり感じられなかったと思いますが、こんな感じになっています。
 お弁当は結構良い物でした。 これで参加費1000円だと絶対に赤字だと思うのですが、大丈夫なのでしょうか。

旧木村輸出織物工場 工場棟  明治25年 《県指定文化財》
現在は助戸公民館ホールとしてりようされています。 外観は土蔵造りのような和風になっていますが、基礎は煉瓦造りで内部の小屋組は洋式のトラス構造になっています。

 ・旧木村輸出織物工場 事務所棟  明治44年 《県指定文化財》
現足利織物記念館。 イオニア式のオーダーや半円形のペディメントなどが外観の特徴になっています。

 ・旧木村家主屋 
工場棟に隣接した場所にあり、こちらも助戸公民館の施設として利用されています。 立派な近代和風建築なのですが、住みやすいようにいろいろと改修されていたので文化財指定は見送られたそうです。

 この旧木村輸出織物工場では昼食の後に、足利工業大学准教授の福島二郎先生のスライドを用いた講演などもあり、2時間余滞在しました。
そういえば前日にも写真を撮りに来たのですが、敷地内にテントが張ってあって何かの撮影をしているようでした。 かなり大掛かりな撮影に見えたので映画かドラマかもしれません。

続く。





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