2015/10/07

兵庫県尼崎市の近代建築(その1)

尼崎市の近代建築は主に阪神電鉄の尼崎駅の近くに固まっています。 結構離れた所にJRの尼崎駅もあるからややこしい。

阪神電鉄資材部西倉庫(明治37年)
駅の南口を出て尼崎城址公園の方に歩いて行くと煉瓦造りの建物が見えてきます。 この建物は阪神電鉄の発電所だった建物です。

 途中で見かけたうさぎの乗った門柱。

旧尼崎警察署(大正15年)
 うさぎはりから南東の位置にあります。警察署が移転した後は市役所の出張所などに使われていましたが、阪神・淡路大震災以降は閉鎖されたままだそうです。 なんとか生き残ってほしいものです。

旧尼崎市立高等女学校(昭和8年)
旧尼崎警察署の真向かいに建っています。 実はこの建物は下調べをしていなくて、なんとなくレトロだなと思って1枚写真を撮っていたのですが、調べたら戦前の建物でした。 映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64 」のロケにも使用されたそうです。

  ・大津表具店(大正6年)

旧開明尋常小学校(昭和12年)
現在は尼崎市役所開明庁舎として使用されています。通りに面した側から見た感じは、なんか普通だなという感想でしたが、裏側は昭和初期の建築らしいとてもモダンな造りになっていました。

旧尼崎信用組合 本部事務所(大正10年)
現在の尼崎信用金庫である尼崎信用組合の創業時の本部事務所として使われていた建物です。

 ・旧尼崎共立銀行 本店(大正5年)
事前に調べた情報では椿本ビルという名前だったのですが、現在は本町ビルと言う名前になっているようです。

ユニチカ記念館(明治33年)
尼崎が工業都市として発展する礎となった尼崎紡績会社の本社だった建物です。  この日は残念ながら休館日で、外観のみの見学となりました。



次は、昭和17年に尼崎市に編入された旧大庄村の近代建築2件を紹介したいと思います。





2 件のコメント:

  1. お久しぶりです。最近は頑張っていますね。日本国中を走り回っている感じですよ。尼崎には10年住んでいましたので懐かしいのですが、ブログに出てきた建物は皆始めて見るものばかりでした。関心を持っていないと何も見えないのですね。モグジーも古い建物は好きなのですが、感心の持ち方がええ加減の様です。このブログを見ていると色々なところに色々な物が残っているのが良く分かります。これからもずっと残せると最高ですが、日本は古いものを余り大切にしない感じで残念です。しっかり、ブログには残していって下さい。

    返信削除
  2. 尼崎に住んでいたとは知りませんでした!
    関心を持っていないと何も見えないというのは同感です。 近代建築に興味を持つようになって、町を歩いていても以前とは視点が変わりました。
    そもそも以前の自分は旅行すらしない人間でしたが(笑)

    返信削除